京都市上京区『護王神社』にて

平成27年2月7日(土)
 京都検定の参考書によると、長岡京は、早良親王の怨霊騒ぎ、疫病の流行による皇族の病死、度重なる長雨・洪水などによって、遷都からわずか10年で新たな遷都を余儀なくされたのでした。藤原小黒麻呂らによる「地相」占いによって、平安京は風水的には「四神相応(しじんそうおう)之地」と、いわゆる「吉相」の地と判断されて、都の造営が進められたのでした。

 さて、ここでいう四神とは、「玄武」(北・大岩:船岡山)、「朱雀」(南・大池:巨椋池)、「青竜」(東・大川:鴨川)、「白虎」(西・大道:山陰道)のことですが、京都市上京区にこの四神の絵馬を飾っている神社があります。

楼門
護王神社楼門(境内から撮影)※門の向こう側には、烏丸通を挟んで「京都御苑」があります。

玄武朱雀
玄武と朱雀

青竜白虎
青竜と白虎

 この神社、狛犬ならぬ「狛猪」が訪れる人々をお迎えしてくれることでも有名だそうです。

護王神社舞殿前狛猪
狛猪と舞殿

 普通、手水屋のお水が出てくるところは、「龍の口」ですが、この神社のそれは「いのしし」なのです。いと珍し。

手水屋の龍(東本願寺)
手水屋(東本願寺)

霊猪手水舎
護王神社の手水屋(いのしし)

 何故、狛猪かって?それは、神社の縁起に書かれていますので、ご覧くださいませ。

護王神社由来
神社由来(小さいので読めるかな?)

 こんな逸話によって、この神社は足の病の平癒祈願に訪れる人々が押し寄せることでも有名なのだそうです。因みにこの神社の外塀には、和気清麻呂公のもっと詳しい伝説が描かれた多数の絵が掲示されているので、順番に見ていくとけっこう時間が潰せますよ。

和気清麻呂公像
和気清麻呂公の像

 という訳で、今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
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京都・観光文化検定試験について

平成26年12月14日(日)
 この日、私は同志社大学の新町キャンパスで、何十年ぶりかで受験というものを経験しました。『どうせ京都を散策するなら、それなりの知識を持って、徘徊するのも一興ではないか』てな乗りで、今年は『京都・観光文化検定試験(京都商工会議所)』の3級を受験しました。自己採点では『合格』なのですが、はたしてどうなることやら。100問中70問以上の正解が合格基準です。さても発表の日がいまから楽しみな小生です。もし、合格できたら3級のバッジを購入(1,080円也)して、したり顔で京都の街を闊歩しようではないか。あはは。

菅原院天満宮
菅原院天満宮神社の境内から御苑方面を望む

本殿
本殿

 会場へ向かう京都市営地下鉄で目的地の駅(今出川)のひとつ前(丸太町)で降りて、京都御苑を右手に観ながら、蛤御門かあ、禁門の変・・・今日の試験に出るかなとか、ぼんやり考えながら北へ向かってそぞろ歩きしました。途中、菅原道真さんに合格祈願もして、試験開始まで1時間以上あるので、お茶でもしながら、公式テキストブックでも読むべと思っていたのです。すると私の前で派手なオレンジ色のジャージの上下に、大きなリュックサックを背負い、登山家然としたつば広の帽子もかぶり、神社の看板に向かって盛んにシャッターを切る小柄な“おっちゃん”がいました。風体からして、この人もひょっとすると自分と同じ目的なのかなと勝手に思いを巡らせながら、手頃なお茶する場所も見当たらずに結局会場に到着してしまったのです。予想通り試験会場を告知する看板の前に、件の“おっちゃん”もいましたよ。何か嬉しくなりました。

試験会場看板
試験会場の看板

受験勉強のためにブログをサボっていた訳でもありませんが、何かと気忙しい年の瀬ではあります。
今後ともご愛顧のほどをお願い申し上げます。その内、紅葉の写真もアップしたいと思います。

さて、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

京都伏見にて(その2)

平成23年12月17日(土)
 さて、伏見と云えば、幕末の戊辰戦争の端緒となった「鳥羽伏見の戦い」があった場所として有名ですね。伏見市内にある「御香宮神社」は、新政府軍(薩摩)が陣取った拠点(屯所)だったようですが、現在ではそんな古戦場の名残を感じるものはありませんでした。伏見に進軍したという彼の新撰組隊士達もこの辺で壮絶な戦に臨んだのでしょうか。

参道
御香宮鳥居と参道

 境内には芸子さんと思しき和装のうら若きお嬢さま連れが参拝に訪れていたので、はてご利益は?とウィキで調べてみましたが、それらしき記述は見当たりませんでした。安産守護之大神ということで、身近な人の安産でも祈願しに来ていたのかも。

参拝風景
師走の参拝風景
御香宮御祭神
御香宮の御祭神と御神徳

 そんな余計な詮索はともかく、歩道にまで張り出した御香宮神社の山門は、事前に想像していたよりも威風堂々としたものでした。これも後にウィキで調べて判ったことですが、実はこの山門は伏見城の城門を移築したものと記述されていました。どおりでね。

御香宮神社山門
御香宮山門

 御香宮神社の名前の由来は、良い香りのする水が湧き出していたということのようで、この日もペットボトルにお水を貰い受ける人に巡り会いました。コーヒーでも沸かすのかなあ。想像の翼はどこまでも広がります。
 平成になって往時の極彩色に復元された社殿(本殿・拝殿)は、重要文化財で、一風変わった趣のものでした。

極彩色の拝殿
極彩色の拝殿

御香宮神社
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