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大歩危峡と祖谷蕎麦

平成24年6月24日(日)
 家内と二人っきりの日曜日。徳島県の吉野川沿いで、国道32号線の高松と高知の丁度真ん中あたりにいました。祖谷のやまかけ蕎麦が食べたくなって、車を飛ばしてやってきたのです。国道沿いの“WEST&WEST”という駐車場で車を降りると、こんもりした林の中にそのお店はあります。昔、出張の際に地元の方にご紹介していただきました。

林の中
駐車場から

林の中の枯山水風の小庭を、水車小屋なども右手に流しながら、抜けていくと、茅葺き(外はトタン拭き)の古民家を移築したものと思われるその家屋は、なかなかに落ち着きのある風情で佇んでいます。

momiji.jpg
もみじ亭

中に入ると天井板のない屋根裏の柱がむき出しで、トタンの内側は囲炉裏の炭でくすんだような萱で葺いてあります。和紙で包んだ大きなボンボリのような照明がぶら下がっていて和を醸し出しています。

屋内
店内

窓からは濃い緑色の水を湛えた大歩危峡(吉野川)を望むことができます。この日は台風あけで、水量が増えていました。谷にへばり付くようにJR土讃線が走っています。1両しかないローカル列車がごとごと軋みながら、山が険しいこの辺りはトンネルが多くて、緑の中を見え隠れしながら、通過して行きます。峡谷を縫うように走る土讃線は、ところどころ鉄橋で谷を渡ることになります。シーズンには列車もゆっくりと速度を落として、桜花や紅葉を鑑賞させてくれるという粋なはからいも楽しみです。

大歩危峡と土讃線
大歩危峡と土讃線

鉄橋
峡谷を渡る鉄橋

さて、今日は定食にしました。どうです。美味しそうですか?たったこれだけのために車を1時間半も転がすのは贅沢でしょうか。そんなことはない。サーフボードで川を下っている人たちは、もっと贅沢かもしれませんよ。

やまかけ天ぷら
やまかけ天ぷら定食

sa-fa-.jpg
川下りサーファー
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にし阿波観光圏散策(弾丸)ツアー

平成23年2月25日(金)~26日(土)
にし阿波観光圏エリアを駆け足で散策してきました。
午前中は、藤川谷(前掲)で妖怪散歩。

平家の子孫「阿佐家」の茅葺きをトタンで覆った家屋。大きい。齢90を越える孤老が家を守っているそうです。大変だ~。元は武家のお姫様だったそうで、籠に乗って嫁いできたそうです。そう言えばどことなく上品さが漂っていましたね。
阿佐家
阿佐家

お昼ご飯は、「平家弁当」。祖谷地方の伝統的家庭料理を再現しています。写真には写っていませんが、そば米雑炊も付いて、思ったより満腹。見た目通りのヘルシーメニューです。ヽ(;´Д`)ノ
平家弁当
平家弁当

まずは、東祖谷の「落合集落」(重伝建)。国道第439号線(通称よさく街道)からの高低差300余mの壮大な風景にうっとり。周囲の山々は1,000mを越えています。平家の落人達は、写真左奥の落合峠を越えて祖谷地方に落ちのびてきました。学校で習った歴史とは少し異なりますが、まだ幼い安徳天皇も同行されたのだそうです。その安徳天皇は、大規模な土石流に飲み込まれて、幼い命を失ったと語られます。祖谷地方には平家にまつわる伝説や史跡等が多く遺されています。
落合集落
落合集落

この地方には、なな、なんと「ユダヤ伝説」というものもあります。ノアの箱船が剣山(日本百名山)に漂着したとか。出エジプト記のモーゼ御一行様が室戸岬から四国に入り剣山を経て奈良に入り、ついには日本人の祖先になったとか・・・。天皇家の紋章とユダヤの紋章が酷似しているのがその証拠なのだそうです。想像力もここまでくると、いやはや(汗)。

辺りの冷い空気の中、旅人とおぼしき夫婦連れが仲良く並んで見物していました。辺りはまだ雪景色です。声を掛けましたが恥ずかしがって答えてくれませんでした。
旅人
旅人

夕食は、「こなき(妖怪)どん」。玉子は目玉親父。では、揚げ豆腐はぬり壁かな。猪豚の肉が御飯の上に乗っかっていました。鍋は祖谷地方の定番「そば米汁」。ご当地でしか買えない「妖怪茶」。あはは。
妖怪どんぶり
こなき(妖怪)どん

翌日は、まず加茂の大クス(楠)を見た後、貞光町の「2層うだつの町並み」を散策。『うだつ』は、要するに防火壁です。通常は1層ですが、建築技術が高度になって2階立て建築が可能となった時期(江戸末期)には2層となったのだそうです。同じ徳島県でも脇町のうだつは1層ですね。
加茂の大楠
加茂の大クス
説明(加茂の大クス)
説明
2層うだつの町並み
2層うだつの町並み(電柱の地中化すれば良いのにね)
庄屋2
庄屋屋敷

ガイドさんに尋ねましたが、うだつは徳島県に特有のものではありません。中山道や北国街道、兵庫県の和田山や豊岡にも遺されているそうです。でも、山陽道にはあまり見かけないとのことでした。そう言えば、岡山県は倉敷市の土蔵の町並みに『うだつ』はありません。ふ~む。成る程。
倉敷の町並み
倉敷の町並み(ご参考)

お昼御飯は、「箸蔵寺」で精進料理。お酒1本付き。ここの境内からは、遠く剣山も望めます。
山門
箸蔵寺山門
社殿
社殿
精進料理
精進料理

社務所の扉やお堂のここかしこに、彫り物が施されています。「獏」、「虎」、「竜」、「象」、「鯉」とか、数え切れないくらいです。「アニマル・ミステリー・ツアー」と呼んでいました。往年のビートルズ「Magical Mystery Tour」をもじっているのでしょうか。(うまい!なんちゃって)ここでは、我が家のヨーキー(ぽんちゃん)にそっくりの狛犬らしきものを写真に納めてきました。どうです!よく似ているでしょう。(*'-')v
瓦の狛犬
瓦の狛犬
うちのポンちゃん
うちのポンちゃん

似ていると思った方は、拍手をぽちっとお願いします。そうでない方もそれなりに・・・_(._.)_

秋深し。大歩危船下りと西条祭りクライマックス(川入)

平成22年10月16日(土)
 お酒を飲むと朝早くに目が覚める。だいたい少量のお酒でも潰れてしまい、眠り込んでしまう自分ってどうよ。2時間かけて果実酒を小さめのワイングラスで1杯、ビール2杯ですよ。うーん。仕方がないので、寝床から起き出して、午前6時からの朝風呂へ。祖谷渓温泉ホテル「秘境の湯」は、ぬるめのお湯で熱いの苦手の私には丁度いい。7時から朝食。朴葉の上の豆腐やこんにゃくなどに味噌をまぶして焼いて食べる(朴葉味噌かな)。鮎の干物をかるく炙って食べる。のり、たまご焼き・・・みそ汁。朝からごはん2膳。ダイエット中なのに。

 剣山国定公園の名峰「国見岳」と祖谷川が織りなす「ひの字渓谷」(渓谷が「ひ」の文字に見える)、絶景の祖谷渓に立つ小便小僧の間に位置する「ホテル祖谷温泉」の特徴は、ケーブルカーで谷底に降りて野趣溢れる源泉掛け流しの露天風呂に入れること。
にし阿波小便小僧
祖谷渓谷小便小僧とホテル祖谷温泉
ひの字渓谷
以前に撮った「ひの字」の右半分

 生まれて初めて大歩危峡谷を谷底から見上げました。上に走る国道32号線からは、歩道があって下を流れる川の状況はあまりよく見えません。「まんなか」から渓谷に下りて乗船。吉野川は最近まとまった雨が降っていないのか、どこまでも透明で、大きな野鯉と鮎が群れなしているのがはっきりと確認できるほどでした。両側の崖は大造山運動の名残「褶曲」構造をなし、地球の息吹を感じる瞬間でもあります。写真では写せない大自然がそこにあります。崖のその上の山並はすでに紅(黄)葉がところどころ始まっているようでした。もっとも私、色弱なので自信はありません。∑(゜△゜;)やっぱり秋は行楽シーズンということで、船着場への坂道には大勢の観光客が列をつくっていました。
大歩危船下り2
大歩危峡船下り

 お昼ご飯は、定番の祖谷そばです。大歩危峡谷に張り付くように走る国道32号線沿いに、林に囲まれた築二百年の古民家を移築した「祖谷そばもみじ亭」があります。知る人ぞ知る手打ち祖谷そばの名店です。私はやまかけ山菜そばが好きですね。ここは、少し太めの麺です。

 ところで、10月の16日は、四国は秋祭り一色です。新居浜の太鼓祭り、豊浜のちょうさ祭り、高松市の氏神さん「石清尾八幡宮」も大祭です。そんな中で私が今年訪ねたのは愛媛県は伊予西条市の「だんじりまつり」です。表現はお叱りを受けるかもしれませんが、仏壇のような飾り着けした「だんじり」が、夕刻4時頃から6時頃にかけて、総数約60台ほど、伊予西条市の一級河川「加茂川」の河川敷に集結するのです。その中でも選ばれた約10台が川を挟んで東西両岸に待機し、残りのだんじりは西側の土手に勢揃いして一列に並びます。そして、辺りが薄暗くなってきた頃にクライマックスがきます。だんじりには、提灯が点灯されて闇に浮かび上がり、それはそれは綺麗です。何かを待ちかまえるように、両岸に控えるだんじりが、にぎやかなお囃子や、そいやそいやのかけ声で、にぎやかにぐるぐる回ったり上下したりして動き始めます。おおよそ1万人くらいはいるかと思われる観衆も何かを期待して大いに興奮してきます。かき夫たちも身体を暖めるためお酒を飲んでいるようです。中には川の中にずかずかと入る者もいます。そして、その時は突然やってきました。一台の金色のお神輿が10数名の神官に担がれて、だんじりの間をすり抜けるように、東側の川岸から西側の川岸に向けて水しぶきを上げて川に突入です。観客の歓声が最高潮に達し、それを合図に控えていただんじりが行く手を阻むように、これも川に突入して御神輿を囲み大混乱です。それまで冷静に観ていた私も、鳥肌立ちし、大興奮して体中の血が逆流するのを覚えました。これが「川入」です。このごった返しは10分ほども続きました。この数分のために大勢の人が集まるのです。そして御神輿が川を渡りきって祭りは終わりを告げました。豪華絢爛と誰かのブログに書いてありました。皆さんも一度観にいってください。
だんじり
土手に並ぶだんじり(後方)と川岸で控えるだんじり(手前)
だんじり2
西側川岸のだんじり

祖谷渓温泉ホテル秘境の湯
ホテル祖谷温泉
大歩危峡まんなか
West-West(祖谷そばもみじ亭)
西条市観光情報(西条市役所観光振興課)

TREview
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祖谷渓谷とちいおり

 徳島県は三好市祖谷地方に、けっこうな数の外国人の観光客が訪れています。

 私どもが祖谷地方と云って思いつくのは、「かずら橋」とか「小便小僧」というのが、ある意味定番だったのですが、最近、外国人が訪れるのは、「ちいおり」という簡易宿泊施設です。まあ、それが全てという訳ではありませんが・・・。

小便小僧in祖谷

 ところで、京の「町屋」ってご存じですか?京都の中心市街地に散在する昔ながらの家屋(町屋と呼ぶらしい。)を旅館としてではなくて、観光客等に1軒まるごと貸しするビジネスがあります。消防法やら幾多の規制の壁で旅館・ホテルの類としては貸し出せない町屋を、個人に1日単位で貸し出すのです。これが外国人の観光客に受け入れられて、ビジネスとして成り立っているのです。しかも、そのビジネスを編み出したのがアレックス・カーという外国人と聞いて2度驚きです。

 さて、「ちいおり」は、京の町屋の祖谷版だと考えてください。ただし、「ちいおり」は、祖谷地方に今も遺る茅葺き小屋です。そこには板張りの床(フローリングでなく)、行燈風の電灯や囲炉裏などがあります。雨戸はあるかどうかよく判りませんが、ガラス戸の向こうには霧雨に煙る山並みが水墨画のように見えるのです。

ちいおり(茅葺き)

行燈1

行燈2

水墨画

 先ほど紹介したアレックス・カーは、ご当地にもやって来て茅葺き小屋を購入して「ちいおり」と名付けた訳です。彼は、「IYA(祖谷)」という文を書いて祖谷地方を外国に発信しました。それで、外国人がここを訪れるようになったという訳です。

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