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帆船「海王丸」ふたたび

平成23年11月16日(水)
 高松港に「海王丸」がその優美な姿を現しました。残念ながら一般公開はありませんでした。少し肌寒くなってきたこの日、海王丸の向こう側には、瀬戸内海に浮かぶ島々が一列に行儀よく並んでいて、とても美しいと思いました。

海王丸
帆船「海王丸」
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瀬戸内海は、「東洋のエーゲ海」って云いすぎ?(その4)

 瀬戸内海で歴史的ストーリー性のあるものと言えば、
①源氏平氏の戦い。
②海賊(水軍):村上水軍、塩飽水軍。
③金比羅信仰。
④製塩業。
⑤河村瑞賢の菱垣回船西回り航路。北前船。
⑥潮(待ち)。
とかが思い浮かびます。

 そこから想い浮かぶものは、
①は、平家の隆盛と没落の歴史。一ノ谷の合戦、屋島の合戦、壇ノ浦の戦いなど数々の悲惨な戦(いくさ)。白拍子静御前の舞。琵琶法師が語る平家物語。頼朝・闘神義経の骨肉の確執。歌舞伎十八番(武蔵坊弁慶の)勧進帳、立ち往生。NHK大河ドラマの世界。

②歴史の闇で折々にうごめく水軍。(こう云うと歴史の表舞台だよ!とおっしゃる方もいると思いますが・・・。)私の中では、例えばルパン3世カリオストロの城に出てくるゴート札のイメージなのです。

③海の神様。本人に代わってお参りする犬の伝説。森の石松。元来はお寺だったけど歴史の中で生き残りをかけて神社に変身。ワニって何よ。

④製塩業は、私の記憶では、浅野内匠頭長矩の江戸城松の廊下刃傷事件の遠因とも。讃岐三白。

⑤北前から色々な物産を、日本海・瀬戸内の港を巡りながら、売買・交換して巨万の富を得た。高瀬舟も。百石船。

⑥そして、①から⑤の全てに関係しているのが、“潮”です。思い出してくださいませ。壇ノ浦の合戦で勝敗の鍵を握っていたのは何か。水軍の隆盛は、何が鍵だったか。北前船が長い航海をできたのは。そして、崖の下のポニョで、一躍有名になった鞆(の浦)を代表とする瀬戸内の港が何故栄えたのかを。製塩業の初期には潮の干満を利用していたこと。

 個々の歴史について、私はけっして詳しくありませんが、瀬戸内海の恵み(潮)が歴史(ストーリー)を創り上げてきたと思えるのです。
                             以下、続く・・・?

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TREview

瀬戸内海は、「東洋のエーゲ海」って云いすぎ?(その3)

 今日、とある観光地(複数)のプレゼンを聴く機会がありました。観光地に人を呼び込むには、プレゼンテーションがとても重要だとの印象をあらためて強くしました。ある観光地の個々の観光施設や着地型商品(オプショナル・ツアー)がどうかという以前に、まず、プレゼンで語られる内容そのものが、そこへ行こうとの動機付けの大方を決定づけるのではないかとさえ私には思えるのです。

 例えば、「北海道へ行って豊富で新鮮な魚介類を素材にしたグルメをどうぞ!」と云われるだけでは、ありがちな売り文句で、あまり心に残りません。ところが、「江差は、その昔、ニシン漁で非常に栄えた地域です。江差で是非本場のニシンそばを召し上がってください。」なんて云われると、ほほう!と思えるのです。

ニシンそば

 例えば、「恵方巻」ってご存じでしょう?ただ単に巻き寿司食べましょうではたかがしれているのに、年ごとに変わる恵方を向いて食べると良いことがありますよというだけで、飛ぶように巻き寿司が売れるのです。

 この二つのお話の核心は、何でしょう?その1、その2を読んでいただけた方は、おおよそ解ってもらえると思います。そう、ストーリー性です。ニシンそばなんて、東京駅でも食べられますが、これと北海道を結びつけるのに、「江差(の歴史)」というストーリーが必要なのです。恵方を向いて、(黙って)巻き寿司を食べると良いことがあるというストーリーが爆発的に巻き寿司を売っちゃうのです。まあ、実際はもっと複雑なんでしょうけど、ここは敢えて単純化した話で説明しました。クリスマス、Stバレンタインデーしかりですよね。上手なお話を作り上げることこそが、人の購買欲(旅ももちろん商品ですから)を刺激するのです。天草四郎や隠れキリシタンのお話が、天草、平戸、長崎の教会に人々(クリスチャンでない)を呼ぶのです。

天草四郎
TREview

             以下、続く

瀬戸内海は、「東洋のエーゲ海」って、云いすぎ?(その2)

 ストーリー性とは、物語性のこと。
 観光にとって、街づくりにとって、ストーリー性(ひとつのテーマで貫かれた物語)は欠くことのできない要素です。沢山の人々が訪れる観光施設を想い浮かべてください。統一されたテーマがあるでしょう。まさに、テーマパークそのものです。

 では、スートリー性の本質は、何でしょうか?
 人間にとって、ストーリー(物語)とは、過去に経験した事柄、過去に読んだ本、過去に見た景色、過去に行った場所(国内国外を問わず)、過去に学んだ事柄など、様々な自身の経験に由来するものと考えられませんか?

 そして、育った環境、知的水準、教育水準、経済的環境、家族構成、年齢、嗜好等に応じて世界観が形成されて、より具体的な経験から、より抽象的な経験へ、ストーリーの感性が高まっていくのではないかと思えませんか。具象画から抽象画へ理解や感性が深まるのは、そういうことではないでしょうか。

 その観点から云うと、具象から抽象へ至る間に、ストーリー性の感じ方は幅が出てきます。個性が出てくると云ってもいいです。幼稚から老練へ、多から少へ。万人受けから玄人受けへ。

TDL

 話は逸れますが、実は、ストーリーは、単純な方(実際にテレビ等で見たもの)が大衆の理解・承認・応援を受けられ易いと私は思います。例えば、在京の某テーマパークのリピーターにとって、童話の世界観で統一されたパークは、何よりかけがえのないものなのだと私は思います。メジャーでない偉人の銅像を建てるより、エヴァやガンダム、鉄人28号の等身大のフィギュアを立てる方が人が集まるのです。((((゜Д゜;))))

Micky

 さて、私が考えるストーリーの最高峰は、もちろん歴史です。歴史と云っても、身近な、言い換えると、自分自身や身の回りの人の生まれてから今日までの歴史(より具体的な経験)から、自分が実際に経験していない歴史(より抽象的な経験、学校で習った歴史、他人の歴史)まで幅はとても広いのです。

 最近は、否、昔からNHKの大河ドラマで見る(経験した)歴史も、人を動員します。「龍馬伝」、というか「福山」効果、恐るべし。(ムーブからブームへ)            以下、再度、続く

瀬戸内海は、「東洋のエーゲ海」って、云いすぎ?

 まあ、「日本のエーゲ海」ならどこからも文句云われないかな。瀬戸内海が日本のエーゲ海と呼ばれる理由は?。果たして、本当にそうでしょうか。
1.多島美(白砂青松?)
 瀬戸内海には、一説によると727の島があると云われています。(来島海峡海上交通センターのHPより)
 また、日本全体で海岸線が100m以上の島が6,852あると云われており、一番島が多い県は長崎県の971だそうです。(日本海事広報協会HPより)その密度、数から云えば長崎県こそ「日本のエーゲ海」かも。
2.穏やかな海
 瀬戸内海は、穏やかだと云われています。その理由は、まさに、うちうみ【内海】(半島・岬や島で囲まれ外洋と海峡でつながっている海。)だからでしょうか。長崎県は、そとうみ 【外海】(陸地から遠く離れた広い海。外洋。)に面しています。対馬・五島と云えば、やっぱり荒海というイメージですね。

日本丸

 ところで、本物のエーゲ海と云えば、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、「北東ではダーダネルス海峡とボスポラス海峡を経由してマルマラ海、さらには黒海へと繋がっている。南部はクレタ海とも呼ばれる。エーゲ海は大小合わせておよそ 2,500の島々が浮かぶ多島海である。大半はギリシャに属しているが、ボズジャアダ(ボズジャ島、Bozcaada)とギョクチェアダ(ギョクチェ島、Gökçeada)についてはトルコ領となっている。エーゲ海沿岸はリアス式海岸が多く、天然の良港になっている。」と紹介されています。短い文章ですが、その悠久の歴史を字間から読みとることができますよね。

エーゲ海

 で、さらに「古代には、クレタ島のミノス文明とペロポネソス半島のミケーネ文明が誕生した。さらに時代を下ると、アテナイやスパルタに代表される多くの都市国家により形成された古代ギリシャ文明が生じた。他にもペルシャ、ローマ帝国、東ローマ帝国、ヴェネツィア、そしてオスマン帝国がエーゲ海周辺に国家を形成した。ヨーロッパとアジアを結ぶ中継地として中世以降も繁栄した。」と続きます。もし、「観光」というものにストーリー性(この場合は、歴史)を求めるならば、これほどの長編はありませんね。

 瀬戸内海の歴史については、また、別の機会に語るとして。(やめるんかい!)エーゲ海と瀬戸内海の違いで、大きく際だっているものは、「クルーズ」ではないでしょうか。エーゲ海クルーズは、日本語のHPでも数え切れないぐらい紹介されています。でも、瀬戸内海のクルーズは、神戸港・広島港などの局地的なものや極めて小規模なものしか紹介されていません。実は、この違いこそは、ストーリー性(歴史)に基づくものかもしれません。

んー、わからん

 それだけではなく(えー、ストーリー性の話はどうなったん?)、話がどんどん脱線していますが(ホント)、前出のウィキペディアによるとエーゲ海の気候は、「地中海性気候のため、まばゆい太陽が輝く夏季には、太陽に恵まれない地域から多くの観光客が訪れる。」とあります。

 で、因みにYahoo知恵袋の記事では、「瀬戸内海は地中海性気候か?」という質問に対して、

 「地中海性気候は、夏に小雨で冬に雨が多いのが特徴です。日本の他の地域と同様、梅雨があり乾燥する冬がある瀬戸内海は、地中海性気候には成り得ません。確かに瀬戸内海は、地形的には地中海に似ていますが、気候に影響するほど大きな規模ではなく、島国日本の一地域にすきません。」との解答や

 「地理学的に、地中海は一般名詞としての意味(陸地に囲まれた海)という意味もあります。この意味で瀬戸内海も地中海といえます。気象学的に近い部分もありますが、決定的に違うのは、地中海は中緯度高圧帯の北側の吹き出しに位置していて、サハラ砂漠から乾燥した偏西風が吹き付けている。この乾燥はとても強力で、ジブラルタル海峡とスエズ運河を閉め切れば、地中海は干上がるとも言われています。一方瀬戸内海は温帯モンスーン(季節風)帯に入っていて、夏冬で風向が変わることと、乾燥する原因が山越のフェーン現象によることです。」という解答も。結局、地中海とは似ても似つかない気候なのかしらん。ヽ(;´Д`)ノ

 んー、さらに、「瀬戸内海の辺りの気候で特徴的なものは何ですか?夏の風向きとかどんな感じですか?」という質問には、

 「瀬戸内海の夏を象徴する特徴的なものと言ったら「凪」(なぎ)です。海風から陸風に変わる時に風が止まってしまいます。凪になると、とても蒸し暑く、息苦しくさえ感じます。夏の夕方、市民球場でカープ戦を見た時にも、球場全体がサウナ風呂にでも入っているかのような感じがしました。」嗚呼、最悪。((((゜Д゜;))))

 何となく「瀬戸内海」の応援しようがなくなってきました。(あほ!)以下、続く。
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